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仏教,歴史,哲学,法律についての備忘録。

法学

日本における自己負罪拒否特権と黙秘権の根拠規定

自己負罪拒否特権とは,自己に不利益な供述を強要されない権利をいう。日本国憲法38条1項によって保障されている。privilege against self-incrimination の訳語。イングランド由来。最も直接的な影響を与えたのはアメリカ合衆国憲法修正第5条。 日本国…

直感を根拠にした主張は,悪い主張ではない。

法解釈の過程で,「結論の妥当性」が問題になる。 価値判断が前面に出てくる。 価値判断同士の対立は,通常の論理では解消できない。 各々の直感に拠らざるを得ない。直感による場合でも,議論は成立する。 直感それ自体も,批判の対象となり得る。 「その直…

専門家集団への信頼・法の支配の確立

マクニールは,ウェストファリア条約の締結(1648年)によって宗教革命による騒乱が終息していった後,ヨーロッパの指導者によって専門家集団が重用されるようになったと考える。訓練された専門家は,真理の全面的把握にこだわることなく,激情に駆られ…